心が元気になれない・・・　そんな時期がありました。 毎日生活はしているけど、心からは笑えず、自分からは何もやる気が起きず・・・。 その頃は、「何で自分だけがこんな思いをしなくてはならないのだろう」と思っていました。 もう誰も信じられない。信じたくない！とも思っていました。 何もしたくない。自分の殻の中に閉じこもっていたい・・・。というのが正直な気持ちでした。 だから全てのことが煩わしかった。 でも今思えば、その頃の私はエゴのかたまりだったのだと思います。 「何が何でも自分が正しい」という気持ちがあったのです。 けれど、いつも正しい人なんかいないですよね。 それに正しいことっていうのは、見方によっても変わるものなんです。 何が正しくて、何が間違ってるなんて決め付ける必要はないのです。 私は悩んでいた時にB'zの曲を聴くことによって随分心が軽くなりました。 次女が数年前からファンだったので、ウォークマンの中には、B'zのほとんどの曲が入っていました。 言葉ひとつ足りないくらいで　全部こわれてしまうような　かよわい絆ばかりじゃないだろう（HOME) このフレーズを聴いたとき、何かが弾けました。 かよわい絆・・・確かにそうだったのかもしれない！それだけの絆でしかなかったんだ。 終わってしまったことで悩んでいても前には進めない。 もっと太い根っこで繋がっている絆だってあるのだから、それを大切にしたい。 昔　卒業の寄せ書きに　書いたことのあるクサイ言葉　 『逆境にくじけるな』と　今自分に言い聞かせて（EASY COME, EASY GO! ） 『逆境にくじけるな』いい言葉だと思う。心の中で何度も繰り返したら、勇気が沸いてきた！ 逃がさないで　逃げないで　胸の痛みと手をつないで　明日を迎えよう イヤな問題　大損害　避けて通る人生なら論外　生きてるからしょうがない シンパイナイ　モンダイナイ　ナイナイザッツライフ 楽になりたい　泣き出したい　いつか今を軽く笑い飛ばしたい　なんとかなるよ イカす男女　ナレるでしょう　切り抜ければ待ってる次のショウ トラブルは素晴らしいチャンス シンパイナイ　モンダイナイ　ナイナイザッツライフ　イッツオーライ　（Wonderful Opportunity） この歌詞は本当に素晴らしいと思う。『トラブルは素晴らしいチャンス』そんなふうに考えたら 悩んでいるよりもこのことを教訓にして、前に進みたいと素直に思えた。 『シンパイナイ』『モンダイナイ』とても心強い言葉に感じた。 過ぎた時間はすべて　DESTINY　今の君を産んでくれた　（EASY COME, EASY GO! ） 全ての出来事は、自分を成長させるために必要なことだった。そうなんだよね。 どうすれば時が戻る　眩しい太陽の下で どれだけ涙流れても　静かに海は広がる　（TIME） あの時に戻ってやり直したいと思うことは数々あるけど、過ぎてしまったことは 涙とともに流して、「今」を精一杯生きるしかない！と思う。 「今」という時も二度とは戻らないのだから・・・。 僕は他の誰でもないから　（夢見が丘） 誰かの真似をしたり、誰かを羨んだりする必要は全然ないよね。 自分は自分でいい。失敗ばかりしている自分でも・・・ね。 誰かと比べるのではなくて、過去の自分と比べて成長していたらそれでいいんだよ。 泣いて　泣いて　またいつか泣きやんだら　僕に笑ってみせてほしいんですけど 冗談言ってあげるよ　ヘンなのを　悲しみ　ちょっと　消えるなら　（泣いて泣いて 泣きやんだら） 稲葉さんのヘンな冗談ってどんなのかな〜？そう考えるだけで微笑ましい。 思いやりに溢れた優しい歌詞で大好き♪ どこに行ってもいい　道なんていくらでもある 立てなくなるほど考えこむより　行こうよ行こうよ　自分を叫ぼう　（あいかわらずなボクら） こうしなければいけない！なんて選択肢は一つではないから、 思い悩むよりも、とにかく進んでみたらいいよね。 その道が行き止まりだったら、また違う道を行けばいい！自分の気持ちに正直に。 終わることのない　悲しみを歓びに　すべての失敗を成功に あふれこぼれる　嘆きを唄声に　魔法じゃない　じゃないけどできるよ　（スイマーよ！！） うん！気持ちの持ち方ひとつで、できそうな気がする！ 「魔法じゃない　じゃないけどできるよ」このフレーズが凄くいい♪ 愛のバクダン　もっとたくさん　おっことしてくれ　ねむれない　この町の　ど真ん中に 愛のバクダン　もっとたくさん　ばらまいてくれ　すれ違う　人たちの　ポケットに　（愛のバクダン） 自分の心が傷つかないように、誰かの心を傷つけないように・・ もっともっと愛で溢れた世の中になるといいな♪ B'zの二人には、愛のバクダンをたくさん落っことしてほしい、たくさんばらまいてほしい。 私はそれを受け取って、他人の痛みが分かる人間になりたい・・・。 走れなきゃ　歩けばいいんだよ　（Brotherhood） 肩の力がス〜ッと抜けました。心がぐ〜んと軽くなりました。なんて温かい言葉なんだろう。 B'zの稲葉さんの書く詞は奥が深くて、聴いてすぐに心に響くものもあれば 何度も聴いているうちにどんどん心の奥底に沁みこんでくるものもある。 力強い歌声には元気や勇気をもらえるし、語りかけるような歌声には癒される。 稲葉さんのハイトーンボイスと松本さんの作るメロディーが心地よくて、いつまで聴いていても飽きない。 こんなふうにアーティスト自身のことをよく知らないうちから 「この曲も好き！あの曲も好き♪もっと聴きたい！！」なんて思えたのは初めてでした。 そして、B'zのことを知れば知るほどに、どんどんハマッて行きました。 Bigになっても腰が低くて、音楽に関して妥協をしない二人が大好き！ 先日、B'zの曲がオルゴールになっているＣＤを購入しました。 オルゴールの音色は昔から大好きなので、迷わずに買ってしまいました。(*´∇｀*) オルゴールなので曲だけですが、凄く素敵です。 そして、曲を聴けば自然に歌詞が頭の中に浮かんでくる。 この曲には、この歌詞しかないでしょう！ぐらいに思えてしまうのが不思議ですが 松本さんの曲に稲葉さんの歌詞がとても合っているということなのでしょう。 稲葉さんのソロアルバムもたまに聴き、好きな曲もありますが、やっぱりB'zの曲の方がより好きかも♪ 松本さんの作曲とギター　＋　稲葉さんの作詞とヴォーカル　の組み合わせが最高！なんだよね。 今は、もともとB'zファンの次女と二人でLIVEに行くのが何より楽しみ＼(*^^*)／ これから先も多少凹むことはあるかもしれません。 でも、立ち上がれないほど落ち込むことはないでしょう。